関西現代俳句協会トップページ
2022年7月のエッセイ題詠とドリフ木村オサム 一昨年志村けんさんがコロナで亡くなられた後、懐かしさもあり、時折けんさんが所属していたドリフターズ(以下ドリフ)の過去のコントを観た。 ドリフの王道コントは、同じシチュエーションで、連続的に展開される。リーダーのいかりや長介の前で、メンバーが一人ずつ現れ、意外なことをやってのけて、いかりや長介を困惑させたり、呆れさせたりしていく。 例えば、ある家の居間に一人で座っていると、天井から頭に何かが落ちてくるというコントではこんな感じだ。 各パターンを少し分析すると三つの事が言える。 さて、俳句において、題詠が課された時に、我々は、題(季語でも非季語でも良い)に対して色々な展開を考えて句を作ってゆく。 題詠というのは、俳句的思考を広げ、柔軟にしてゆくトレーニングの一つとも言える。 やはり、与えられた題に対して多くの句を作っては捨てることがトレーニングの基本となるだろう。 私自身、題詠の際、ドリフのコントで言うなら、高木ブーから仲本工事ぐらいまでで考えるのをやめてしまうことが多い。よくがんばって加藤茶だ。 (以上) ◆「題詠とドリフ」:木村オサム(きむら・おさむ)◆
■今月のエッセイ・バックナンバー ◆2022年
◆2021年
◆2020年
◆2019年
◆2018年
|
会員へのお知らせ■新着情報 >>こちらです ◇2022年10月9日(日) ◇2022年7月23日(土) ◇2022年4月23日(土) ◇2021年12月4日(土) ◇2020年10月31日(土) ![]()
当サイトへのリンクについてご自由にリンクをお張りください。バナーが必要な場合は下記の画像をお使いください。88×31のGIF形式です。 申し出ていただければ、当サイトからもリンクさせていただきます。 |