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2025年4月のエッセイお菓子小枝恵美子 私は毎日のようにお菓子を食べて、毎日体重計にのるという、訳の分からない日々を送っている。 やぶ入りの夢や小豆の煮えるうち 蕪村 藪入りは、正月十六日前後、奉公人に一日の暇を与えて 実家に帰すことである。 しかし「いつから砂糖を使った菓子類ができたのか」という話になった。 江戸時代に美味しそうなお菓子の句はないかと探したら、南蛮菓子を詠んだ句を見つけた。 桜さへいやしくなりぬ花ボウル 女 桜を見ると、つい美味しい南蛮菓子の 南蛮菓子は安土桃山時代に輸入されて、金平糖は信長も食べている。 さて今年のお花見は、どんなお菓子を持って行こうか楽しみだ。 (以上) ◆「お菓子」:小枝恵美子(こえだ・えみこ)◆
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