会員の著作(2024年事務局受贈分) 句集 『父に』 岡田耕治 銀河書籍 2024年8月16日発行 第一句集『学校』の冒頭には「夏の闇」と題する初学時代の作品三十一句が収められている。この句から始まる。 久保純夫・・・・・「受容と均衡―岡田耕治句集『父に』ついて」より
師である鈴木六林男は、よく次のように私たちを指導した。年の初めに自分がどんな俳句を書きたいかというテーマを設定し、そのテーマに向かって俳句を書いていくように、と。当時、そんな指導を受けながら、毎年テーマを設定して書いていたかというと、そうではなかった。鈴木六林男師に向かって俳句を書いていればよかったからだ。今年、先生が亡くなって二〇年になるが、年を追うごとにどんな俳句を書きたいかというテーマ設問定とそれに向かって書くことの重要性をかみしめている。 岡田耕治・・・・・「後記」より ○発行 銀河書籍 (定価 1,000円+税) ◆句集『父に』: 岡田耕治(おかだ・こうじ)◆ |
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