関西現代俳句協会

会員の著作(2018年事務局受贈分)

  写俳集

『俳縁写縁の友垣』

伊丹三樹彦

青群俳句会 2018年10月1日発行



 前著に続く続篇である。書名については友垣の二字を継ぎ、あとは編集の村元武が考案した。俳縁地縁の活用だ。実は私も人縁地縁なる匂帳を用意して準備はしていたのだ。特に地縁には愛着がある。伊丹で生れて、三木で育ったからのペンネームがそうだ。彦は男を意味するのだから当然だ。実は俳句界に彦の付く人々を誘って、彦さん会の創立を夢に抱いたこともあるくらい。とまれ書や人の名を考えるのは恰しい。身近な娘の場合もだ。長女の伊丹啓子は啓蟄に生まれたから。次女の夏子は夏に、三女の凪子は冬に生れていて、凪の日でもあった。

伊丹三樹彦・・・・・「前書き」より


○発行所

 青群俳句会(定価 1,500円+税)

◆『俳縁写縁の友垣』 :伊丹三樹彦 (いたみ・みきひこ)◆

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