関西現代俳句協会

会員の著作(2018年事務局受贈分)

  句集+写俳

『花縁の写俳亭』

伊丹三樹彦

青群俳句会 2018年2月3日発行



 今は白寿行の人生列車の只中だ。
 終活は句作と写真整理で忙殺の日々。それにしても、句稿と写真の枚数の多さに吾乍ら驚くばかり。写真はスライドとプリントだが、棚や箱にわんさとある。で、思いついたのはテーマ別に再編成すること。
 その第一弾として花に関わった。桜、沙羅、彼岸花など花の句一八八句と、花のある景物のモンタージュ一六句。写俳亭としての面白でもある。カラー写真は候補作から伊丹啓子が選出。編集者でもある長女の啓子は、これら写真に新作を加えよとの要望。ビレッジプレスの村元武と同様だ。早速、連想力に頼つての即吟で写俳とした。

伊丹三樹彦・・・・・「あとがき」より


○発行所

 青群俳句会(定価 1,000円+税)

◆『花縁の写俳亭』 :伊丹三樹彦 (いたみ・みきひこ)◆

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