関西現代俳句協会

会員の著作(2016年事務局受贈分)

  エッセイ集

『俳句と歩く』

宇多喜代子

KADOKAWA 2016年5月25日発行



日を凝らして 俳句を見つめる
日々の暮らしが いとしくなる

食のこと、戦争の記憶、
失われゆく日本の文化や自然――
名句の主題や背景を追求し、
俳句の底に見える事象を洞察。
のびやかな筆致が冴える、
蛇笏賞作家による
絶妙エッセイ!

(帯文より)

  

 春になれば花が咲き、秋になれば月が輝くという循環の瞬間と、時代の境目を思わせるような顕著な事象や世界規模の環境問題や国際事情など、個人の力では越えられない課題を眼前にしつつ私どもは日々の暮らしをたて、句作に耽ったり、先人の句や同時代の俳人の句を詠んだりしています。
 そんな俳句の時間のなかで、多くの方々の俳句に触発されたり思案したり教えられたりしたことを書いたのが本書てす。

宇多喜代子・・・・・「あとがき」より


○発行

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◆エッセイ集『俳句と歩く』: 宇多喜代子(うだ・きよこ)◆

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