関西現代俳句協会

会員の著作(2015年事務局受贈分)

  随筆集

『名草山麓』

古梅敏彦

私家本 2015年7月31日発行



 本書は、先の随筆集「山峡の賦」に続く第二集です。
 野上谷の美里町(現紀美野町)神野市場から和歌山市の内原へ移り住んで約半世紀、こちらでの生活の方が長くなりました。
 内原の我が家は、西国第二番の札所寺「紀三井寺」を懐に抱く名草山の南麓にありますので、書名を「名草山麓」としました。
 「山峡の賦」と同じく、同人誌「峡」(かいと読む)に投稿した稿や、日常生活、南海、放送大学、わんぱく公園各俳句会のことなどを、もう少しじっくり集めて第二集をと考えていたのですが、憲法や原発に関する社会情勢が風雲急を告げてきましたので、これ以上刊行を遅らせると、記述内容が時宜にそぐわないことになってしまうので、急遽刊行することに致しました。

古梅敏彦・・・・・「あとがき」より


○発行者

 古梅敏彦

 (非売品)

◆随筆集『名草山麓』:古梅敏彦(こばい・としひこ)◆

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