関西現代俳句協会

会員の著作(2011年事務局受贈分)

    エッセイ集

「時空のささやき」

和田 悟朗

ふらんす堂 2011年2月22日刊

 

『時空のささやき』は俳句誌「白燕」に平成五年から同誌終刊の平成二十一年まで、ほぼ連載のかたちで書いた短文を綴ったものだ。その時々に思い付いた一口話ばかりである。平成四年十一月に橋關ホ先生が亡くなられ、ぼくがそのあと「白燕」の代表を継いでからの作品ということになる。平成七年一月に阪神淡路大震災に遭って神戸から奈良県生駒市に移住したこと、その後、世界は二十一世紀を迎え、ぼくは無事に生駒で暮らしている。そのような事情から、全体を三つの章に分けてみた。 (あとがき)

和田 悟朗・・・・・「帯文」より

○目次より

 T 地震のあとさき 平成五年〜一〇年

   物でない「もの」/乾燥と膨潤/蝶吉/あいまいということ/三輪山/郵便番号

 U 二十一世紀始まる 平成一一年〜一六年

   高屋窓秋さんのこと/生きた化石/バリア・フリー/一個の時間/詩について

 V 生駒の里にて 平成一七年〜二一年

   歴史を遡る/酔生夢死/時間の可逆性/「びゃ」という音/理系と文系/呼吸

○発行所

 ふらんす堂

 〒182−0002
 東京都調布市仙川町1−9−61−102

 電話 03−3326−9061

 (定価2476円、税別)

◆エッセイ集 「時空のささやき」(じくうのささやき) : 和田 悟朗 (わだ ごろう)◆