関西現代俳句協会

会員の著作(2008事務局受贈分)

句集   「植樹祭」 

綿貫伸子

文學の森 2008年11月23日刊

   生かされている根源へ向けての深い思いが
  <七月の光よ水よ孫育つ>という天地への賛仰のことばとして ほとばしっている。

 まさしくいのちの讃歌といえよう。
   これからまだまだ愉しみな作家である。 心から期待している。
                             ・・・・花谷和子(「序に代えて」より)

○帯の自選十句より(事務局)

  薔薇明りまとい尽くさんトウシューズ
  さくらんぼのような親切積めたなら
  知り初めしころのあやふや花杏
  侵すものなき深吉野の涅槃雪
  お手植えの鍬にリボンや植樹祭

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