会員の著作(2007受贈分) 句集 「涅槃雪」山本麻紗子北溟社 2007年3月12日刊☆「序」より(帯) 山本麻紗子俳句は抒情詩人の風躰を句作投影したのである。水を得た魚のごとく、作品は月ごとに艶を増していった。年令の深まりが作品の一つ一つに沁み込んでいるすがたを垣間みるにつけ、作者の俳句に対する捨身の心根が私にはよく共感できるのである。 豊長みのる ○作品から(帯の10句より事務局) 一杓の水のしたたり梅ひらく 塵泛いて牡丹の色の燻みけり 天保の鐘は鳴らざり神の留守 夕冷えの釈迦三尊は花に彳ち 朽ち舟は砂に埋もれて涅槃雪 ○購読申込 ・発行元 北溟社 東京都新宿区弁天町23 イグレックビルB 電話 03−5155−8285(表記は最近のものに改めました) 定価 2,600円(税別) |
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