関西現代俳句協会

会員の著作(2007事務局受贈分)

美濃部多津子 句集   「秋の琴」

文學の森 2007年10月1日刊

     「あとがき」より(帯に引用)

  どこかで鬼が手を拍ぅているかも知れませんが、この度の句集上梓でもう少しいのちを貰ったような気がしております。

○扉の序句

 秋の琴樹齢眩しく漉しゆけり   藤井冨美子

○帯の自選十句より(事務局)

 冬一郎の声棲む田辺梅浄土

 曇日を水のごと澄む初音かな

 天の川すこし汚して髪洗ふ

 鰤捌く目に寒濤のどよもせり

 皮手套脱ぎ平成の閼伽井汲む

 ○購読申込

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