関西現代俳句協会

◆宇多喜代子氏・平成27年度日本芸術院賞受賞

協会顧問の宇多喜代子氏が、優れた芸術作品をつくるなど芸術の分野で大きな業績をあげた方に贈られる2015年度の日本芸術員賞を受賞されました。

◇受賞理由
 長年にわたる俳界における実作・評論の業績に対し

◇受賞者の略歴等
・昭和10年(1935年)山口県周南市(現)生まれ。
・昭和28年(1953年)俳誌「獅林」の遠山麦浪のもとで俳句を始める。
・昭和45年(1970年)桂 信子が「草苑」を創刊、これに入会し同人。
・昭和55年(1980年)第1句集『りらの木』刊行
・昭和57年(1982年)第29回現代俳句協会賞受賞
・平成13年(2001年)第35回蛇笏賞受賞
・平成18年(2006年)第5代現代俳句協会会長(2期6年間)
・平成24年(2012年)第27回詩歌文学館賞受賞
・平成26年(2014年)第14回現代俳句大賞
・平成14年 紫綬褒章受章、平成20年 旭日小綬章受章
 現在、読売新聞俳壇選者、文藝家協会会員、現代俳句協会特別顧問、「草樹」会員代表。

◇著 書
句集に『りらの木』『夏の日』『半島』『夏月集』『象』『記憶』『宇多喜代子俳句集成』など。
編著に『片山桃史集』『ひとときの光芒―藤木清子全句集』『戦後生まれの俳人たち』など。
文集に『つばくろの日々』『わたしの歳時ノート』『篠原鳳作』『古季語と遊ぶ』『ひとたばの手紙から』『わたしの名句ノート』『女性俳句の光と影』など。

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