■2022（令和4）年
第9回関西現代俳句大会 入選句
【大賞】 【秀逸賞】 【入選句】 【選者特別賞】
大賞 |
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春風や即興劇の終わり方 |
池田 奈加 |
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秀逸賞 |
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日の匂ひ星の匂ひの寒天干す |
北村 峰月 |
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戦争の泡を見ているラムネかな |
久保 純夫 |
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夜桜に紛れ込んでる宇宙人 |
横田 明美 |
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冬の日も人も過客の百度石 |
米崎璃津子 |
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入選句 |
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堕天使の羽舞い落ちて冬の蝶 |
赤窄 結 |
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あの家もこの屋も一人虫すだく |
芦田伊津子 |
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闇未だ傷つきしまま東北忌 |
あめみちを |
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天空の鼓動伝へる凧の糸 |
井上かほる |
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海照れば光を返す蜜柑山 |
太田美喜子 |
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唇をキュッと結んで卒業す |
片岡 宏子 |
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河豚を食ぶ言葉に毒のある人と |
蔵田ひろし |
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地球儀は飢餓の子知らず秋の夜 |
田中 公子 |
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手毬唄をはりはみんな死ぬ喜劇 |
福田 漣 |
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足跡はやがてひとつに冬の浜 |
満田 三椒 |
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透明になるまで洗ふ大根かな |
夢乃 彩音 |
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脳天から爪先までがところてん |
米岡 隆文 |
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掃き寄せる木の葉の嵩や死は唐突 |
渡邉 美保 |
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選者特選句賞 |
宇多喜代子 選 |
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足跡はやがてひとつに冬の浜 |
満田 三椒 |
岡田 耕治 選 |
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春風や即興劇の終わり方 |
池田 奈加 |
久保 純夫 選 |
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脳天から爪先までがところてん |
米岡 隆文 |
久留島 元 選 |
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年男何でもジャムにしてしまう |
石井 冴 |
桑田 和子 選 |
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百歳へ大いなる夢母の春 |
水巻 令子 |
古梅 敏彦 選 |
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河豚を食ぶ言葉に毒のある人と |
蔵田ひろし |
志村 宣子 選 |
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冬の日も人も過客の百度石 |
米崎璃津子 |
鈴鹿 呂仁 選 |
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日の匂ひ星の匂ひの寒天干す |
北村 峰月 |
曾根 毅 選 |
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紙を漉く美濃は平らに昏れゆけり |
鷺山 珀眉 |
髙橋 将夫 選 |
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ブロンズの身体は語る美術展 |
江島 照美 |
谷下 一玄 選 |
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闇未だ傷つきしまま東北忌 |
あめみちを |
辻本 冷湖 選 |
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手毬唄をはりはみんな死ぬ喜劇 |
福田 漣 |
出口 善子 選 |
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透明になるまで洗ふ大根かな |
夢乃 彩音 |
西谷 剛周 選 |
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春風や即興劇の終わり方 |
池田 奈加 |
花谷 清 選 |
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初夢や櫂ながされてははのくに |
若森 京子 |
政野すず子 選 |
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小春日の午後はホームの姉見舞ふ |
足立みつ子 |
吉田 成子 選 |
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夜桜に紛れ込んでる宇宙人 |
横田 明美 |
若森 京子 選 |
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掃き寄せる木の葉の嵩や死は唐突 |
渡邉 美保 |
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