2018年度総会のご報告平成30年度関西現代俳句協会の総会は平成30年4月28日(土)、昨年と同じホテルヴィアーレ大阪において開催された。 上藤おさむ事務局長より「総出席者64名、委任状出席255名、合計319名と会員の1/4の出席があり、総会は成立している」との宣言がおこなわれ、本年2月20日に逝去された、金子兜太名誉顧問はじめ過去1年間の物故者への黙祷のあと、吉田成子会長からのご挨拶となった。 「このところ催しへの参加者が年々少なくなっていまして、高齢化などやむを得ない面もあるかと思っていますが、関西現代俳句協会は関西地域の俳句の拠点であります。この会の維持発展のために、会員ひとりひとりが使命感を持って携わって頂きますように、今後もご協力をお願い致します」 最後に花谷清副会長より「全国大会の応募句の目標が13,000句とすると、1人9句としても1,444名いるわけで、皆さまには是非6句以上の出句をお願い致したい」との挨拶があった。
懇親会司会は久留島元青年部長で、鈴鹿呂仁副会長が開会の挨拶をされ 「講演の中で、「稲夫」などの古季語についての話がとても興味深かった。昔のひとは季語をうまく生活の中で、使いこなしていたように感じられた。最近、官僚が『言葉遊びをしていた』という発言があって話題となったが、我々は正論の言葉遊びをしたい」 その後、高橋将夫副会長、出口善子理事、久保純夫理事、桑田和子理事、森一心理事、梶谷予人理事、西谷剛周理事、田宮尚樹さんのスピーチが続いた。 最後に若林京子副会長が閉会の挨拶をされ、おしまれつつお開きとなった。 (音羽和俊・記) ■理事会の模様■総会の模様■講演会「古季語の話」(講師:宇多喜代子氏)の模様■懇親会の模様 |