関西現代俳句協会

2015年度総会のご報告

日時 平成27年4月25日(土)13時00分〜19時30分

場所 ヴィアーレ大阪(大阪市中央区安土町3-1-3)

 今年の「総会」は4月25日(土)に開催された。午後1時の理事会に始まり、総会、 第5回俳句大会、懇親会の順に開催し、午後7時30分に無事終了した。会場は例年通り 忘年&句集祭と同じ場所である大阪船場の、ホテルヴィアーレ大阪である。

  理 事 会: 午後1時〜2時 パールルーム
  総   会: 午後2時〜3時  エメラルドルーム 
  俳句大会: 午後2時〜5時  エメラルドルーム
  懇 親 会: 午後5時20分〜7時30分 クリスタルルーム

  理事会は吉田成子会長の挨拶に始まり、議事の進行を上藤事務局長が行なった。 第1号議案平成26年度事業報告について

1、平成26年度の総会は、4月19日(土)ヴィアーレ大阪において開催した。
 出席者は(理事会22名・総会62名・第4回俳句大会72名・懇親会62名)であった。 3年振りに開催した第4回俳句大会は、投句者286名、投句総数1338句と2年の空白があった割りには多くの作品が寄せられた。

 その他、下記の通り

  1. 関西現代俳句協会規約の一部改定。
  2. 現代俳句協会創立65周年を契機に新会員の増加を図るため、入会金の免除など新会員の増加策に協力。
  3. 年会費の未納者の増加について、督促などの協力をした。
  4. 平成26年10月1日付、第43号会報の発行。

2、第39回「忘年&句集祭」を平成26年12月6日(土)にヴィアーレ大阪で開催した。
出席者 句集祭74名 出展者20名(出展著書23冊) 懇親会72名と盛会であった。代表句横断幕方式で掲示した。参加者出展数とも第38回を上回り、会員各位の俳句に対するな並々ならぬ意欲が感じられた。

3、ホームぺージと広報活動
  皆様のご協力により、ホームページも更に充実してきた。句集など出版物・エッセイ・その他出来るだけ多くの情報を掲載するよう努力する。

4、青年部の活動

  1. 関西現代俳句協会ホームページ内の青年部ページ毎月掲載。
  2. 26年12月、第3回ギャザリング(共催:関西俳句協会青年部)、『関西6大学対抗俳句バトル』と称し、京大、阪大、立命館、甲南、龍谷、連合が俳句甲子園形式で対戦。伊丹市柿衞文庫に約50名が参加。(内半数が大学生) 
  3. 27年3月21日(土)関東・関西青年部合同句会
    関西の青年部が東京・銀座へ遠征し、関東青年部員と句会&懇親会開催。(参加者19名)

第2号議案、村田あを衣経理部長による26年度の会計報告。引き続き、西川吉弘、及び辻本孝子氏によって会計報告が行なわれ、適正に処理されている旨報告された。

第3号議案の27年度事業計画は、恒例の第40回「忘年&句集祭」の開催を12月5日(土)に予定している。又今年は隔年開催となっている「色紙・短冊展頒布会」を関西現代俳句協会・俳人協会・伝統俳句協会の共催により、平成27年8月28・29の両日に亘り大阪市中央公会堂において開催される。

 新しい企画として、関西現代俳句協会主催の定例句会の開催を決定した。原則年2回開催とし第1回目は8月29日(土)大阪市中央公会堂4号室、定員30名・選者を置かず互選方式で行なう。第2回開催は10月31日(土)場所は未定である。

第4号議案、予算案の説明は、村田あを衣経理部長より行なわれた。

第5号議案、役員の変更並びに増員について、事務局役員として西川吉弘氏の企画部長就任、同時に川ア奈美氏の企画部長辞任を決めた。但し川ア奈美氏は事務局長補佐として事務局に残る。以上1号から5号議案について満場一致で承認された。

報告事項
 3月28日(土)東京で総会が開催された。 高橋睦郎氏が第15回現代俳句大賞を受賞した。 27年10月24日(土)全国大会(東京)の開催について。 引き続き、総会が開催された。

 上藤おさむ事務局長の司会で始まり、若森京子会長から「和田悟朗先生がいつも最前列に座っておられたが、今年はそのお姿にお会いできないのは寂しい。先生のモットーは生涯現役であった。皆さんも生涯現役という気概を持って俳句に臨んでほしい」との開会の挨拶があった。続いて上藤おさむ事務局長より「総会出席63名・委任状出席312名と会員の4分の1の出席があり総会は有効に成立している」との総会成立の宣言がなされた。

 2月23日にお亡くなりになった故和田悟朗顧問をはじめ、協会関係者の物故者へ黙祷を 捧げた後、吉田成子会長から「毎年4月の総会・俳句大会は年度替りの総会であり、関西独自の催しとしては他に12月の句集祭があるが、今年から定例句会も開催する予定であり、 一層会員の相互の交流を深めて行きたい」との挨拶がなされた。

 続いて議事進行のため、的場秀恭氏が議長に選出され、総会に先立って開かれた理事会での、第1号議案から第5号議案までについては、それぞれの担当者からの説明・報告を受けて、すべて滞りなく承認された。

 花谷清副会長より「新しく開催される定例句会には皆さん予定を空けて参加してほしい。 今年から色紙展は現代俳句協会・俳人協会に加えて伝統俳句協会の3協会合同で行なうこととなった。盛り上がってほしい」との閉会の言葉で締めくくった。

 (蔵田ひろし記)

 > 第5回関西現代俳句大会、懇親会についてはこちらをご覧下さい。

 

■理事会の模様

■総会の模様