関西現代俳句協会

2014年度総会のご報告

日時 平成26年4月19日(土)13時00分〜19時00分

場所 ヴィアーレ大阪(大阪市中央区安土町3-1-3)

 今年の「総会」は4月19日(土)に開催された。午後1時の理事会に始まり、総会、懇親会順に開催し、午後7時30分に無事終了した。会場は昨年末に開催した、忘年会&句集祭と同じ場所であるヴィアーレ大阪である。

 理事会は吉田会長の挨拶に始まり、上藤が議事進行を、更に第1号議案の事業報告を行なった。平成25年度の総会は、豊田都峰前会長より引き継がれた、吉田成子会長以下新事務局により進行された。出席者は(理事会35名・総会72名・講演会82名・懇親会57名)また、25年度は俳句大会が開催されなかった為、特別講演会を開催し「鷹」主宰の小川軽舟氏による「俳句発見」の演題で約1時間30分に亘る講話を拝聴した。この内容は25年10月1日付第42号会報によって会員全員に配布した。

 色紙展について。
「吉野の桜を守るための色紙展・短冊展頒布会」を関西現代俳句協会・俳人協会の共催により、平成25年8月28・29日の両日に亘り大阪市中央公会堂において開催された。関西現代俳句協会の皆様から多数の出展にご協力いただき、又ご購入頂き成功裡の内に終わった。後日、両協会代表(吉田成子会長・辻田克己関西支部長)の手より、読売新聞社大阪に売上金3,171,000円が寄付された。因みに出展者84名・作品273点であった事を報告。

 青年部の活動については次の通リ。

  1. 関西現代俳句協会ホームページ内の青年部ページを平成25年8月〜毎月定期更新を開始した。
  2. 現代俳句協会青年部機関紙「インサイトゥー」の企画・編集。平成26年3月25日発行。
  3. 勉強会&句会の開催。平成25年11月に北海道から五十嵐秀彦氏・平成26年3月に東京から西原天気氏を招きそれぞれ講演をお願いした。

 第2号議案は村田あを衣経理部長による昨年度の会計報告。引き続き、西川吉弘氏及び辻本孝子氏によって会計監査報告が行なわれ、適正に処理されている旨報告された。

 第3号議案の事業計画案は、今年も総会及び第39回忘年会&句集祭が開催される予定である。俳句大会は今年の第4回に引き続き平成27年度に第5回俳句大会を開催の運びとなっている。

 第4号議案、予算案の説明は、村田あを衣経理部長より行なわれ、いずれも満場の拍手で了承された。

 第5号議案は関西現代俳句協会規約の一部変更について、理事各位に改正案の文面を配布し検討の結果、満場一致により了承された。これに伴う役員の変更についても満場一致で了承された。室生幸太郎副会長は80歳定年により顧問に、高橋将夫理事は副理事にそれぞれ就任された。

 報告事項としては、宇多喜代子氏の第14回現代俳句大賞受賞・柿本多映氏の第29回詩歌文学館賞受賞・曾根毅氏の第4回芝不器男俳句新人賞受賞について説明した。 また、東京通常総会は3月23日(土)に行なわれ次の要望があった。
@ 第51回現代俳句全国大会(名古屋)への協力。
A 会員減少防止策の一環として、入会金の免除について。 創立65周年を契機に新会員の増加を図るため、平成26年1月から12月までに入会した方に限り、入会金1万円を免除する。後期(7月〜12月)入会者は年会費5千円だけで入会出来る。各支部への協力要請があった。

最後に花谷清副会長により閉会のことばが述べられた。

 続く総会は62名出席と459名による委任状提出で成立し、若森京子副会長による開会のことばに始まり、引き続き吉田成子会長の挨拶。議長に選出された的場秀恭副会長の進行にて議案及び各議題の説明が行なわれた。いずれも理事会の審議事項と変わらず、満場一致の拍手で可決された。

 懇親会は、三木基史青年部長の司会、吉田成子会長の挨拶、和田悟朗顧問の乾杯の音頭でスタートした。途中の挨拶は宇多喜代子顧問・豊田都峰顧問がそれぞれに薀蓄のある話しをされた。その他各地区代表による挨拶があり、各テーブルごとに盛り上がる中、午後7時30分尾崎青磁副会長の締めの言葉にてお開きとなった。昨年の忘年会&句集祭と同じ着席形式で行い、心配していた料理も好評で安堵した。

 (上藤おさむ記)

 > 第4回関西現代俳句大会についてはこちらをご覧下さい。

 

■理事会の模様

■懇親会の模様