関西現代俳句協会

会員の著作(2023年事務局受贈分)

『蕪村の百句』

内田 茂

ふらんす堂 2023年8月1日発行

  

 蕪村全三千句、そのうち百五句を選んで評した書。

蕪村の鑑賞は、明治の正岡子規以来重ねられてきたが、この度の百句読解は、新たな蕪村像をいかにみせてくれるか。本書を通じて、蕪村の真骨頂に迫ってみたい。句の配列は年次順とし、蕪村の生涯とともに味わうことができる。

藤田真一・・・・・「帯文」より


俳人であり、画家であるという蕪村の特性を踏まえ、出来るだけ詩性や絵画性を感じられ る句を年代順に百五句(書名は「蕪村の百句」)抽出して、その詩情や色彩、浪漫や幻想、物語性などについて論じることとしました。また、俳句の鑑賞に当たっては、できるだけ当該句に関わる先達・識者のコメントを紹介するとともに、蕪村を支えた門弟や俳友を紹介することにも努めました。蕪村句の奥深さや魅力、蕪村の人となりが少しでも多くの方々に伝われば、これほど嬉しいことはありません。

内田茂・・・・・「あとがき」より

○発行所

 ふらんす堂

 〒182-0002
 東京都調布市仙川町1-15-38-2F

 電話 03-3326-9061

 (定価 2,750円(税込))

◆『蕪村の百句』: 内田茂(うちだ・しげる)◆

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