会員の著作(2022年事務局受贈分) 句集 『砂時計』 横田明美 幻俳句会 2022年11月1日発行 幻俳句シリーズ第八弾 裏表紙より 明美さんは、俳句の基本を根底に、鋭い観察眼、新しい視点で句材に挑戦し続ける俳人で、その成果は句やエッセーに表れている。英会話、文学講座、創作タンスと幅広く活動されているが、次の句集ではもっと肩のカの抜けた、遊び心のある句も見てみたいなあ。 西谷剛周・・・・・「序」より 二十年程前、公民館で古典を学んでいた頃のこと、たまたま先生が某俳句結社の同人であったことから、休憩中に枇杷をほおばりながら「俳句も教えていただきたい」と誰かが言い出し、「じゃ、ここで一句作ってごらん」ということに。 みんな「五七五」と指を折って数えながら初めての俳句に挑戦しました。その時、実は枇杷の数が足りず、私の口には入らなかったのです。そこで、 くちびるに触れたき枇杷の実のひとつこれが私の生まれて、初めての食いしん坊俳句です。ここから俳句人生が始まりました。 横田明美・・・・・「あとがき」より ○発行所 幻俳句会 (非売品) ◆句集『砂時計』: 横田明美(よこた・あけみ)◆ |
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