会員の著作(2014年事務局受贈分) 写俳集 写俳新書3 伊丹三樹彦写俳集18 伊丹三樹彦 青群俳句会 2014年8月20日発行 中国へは何度か行った。最初は神戸と天津友好親善旅行だ。天津 迄の船旅で初めて黄海を眺めた。チャーター船で、文化人班に俳句代表で加わった。只今、浮世絵コレクターでも知られる中右瑛画家や神戸サンテレビの門前喜康とも仲良くなった。中国では天津でも北京でも熱烈歓迎を受けた。厳密に云えば、兵時に北満のハルピンやフラルキにも軍務で旅をしている。とまれ、中国の人々の好意は涙ぐましかった。二度目は俳人協会を代表する人々の旅に特別参加した。現俳協から金子兜太、阿部完市、そして私の三人だ。大野林火、井本農一、岸風三樓の正、副団長、鷹羽狩行、松崎鉄之介の顔もあった。三役と完市はもはや鬼籍の人でもある。写俳で漓江撮影をしたのは岩宮武二の引率だ。青玄俳句会の旅では上海行、雲南行、厦門行などをしている。一行の記録写真も撮り、中国馴れもしたが、本書では同時作の俳句も大巾に削っての再録だ。以来、日中の関係も様変わりしているが、善隣精神は別である。 伊丹三樹彦・・・・・「あとがき」より ○発行所 青群俳句会 〒113-0033 (定価 2,000円+税) ◆写俳新書3 伊丹三樹彦写俳集18『黄土の国びと (中国篇)』 |
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