関西現代俳句協会

会員の著作(2007事務局受贈分)

さとう野火 句集 「五年日記」

東京四季出版2007年8月6日刊

 ○表紙カバーの文章より

 定年後の二度の入院で死生観を考えるようになり、かって取材した文人墨客の老境とこぼれ話をまとめ「辞世のうた」と題して執筆中である。

 学生時代に「現代俳句はこれでよいのか」と自問自答して苦しんだが、その思いは今も変わらない。

○裏表紙の俳句から(事務局)

   成すことのまだあり五年日記買ふ

   冷し酒わが半生の誤字誤植

   隠しごと少しは有りて残花かな

   日の丸も仏壇もなしおらが春

   万緑の中パレットに白絞る

○購読申込

・発行元

 〒160-0001
 東京都新宿区片町1−1−402

  株式会社 東京四季出版j

 tel 03−3358−5860

 (定価2600円、税込)