関西現代俳句協会

◆花谷和子・大阪俳人クラブ顧問の文部科学大臣表彰について

 「藍」名誉主宰・花谷和子は、平成二十三年の文部科学大臣表彰(地域文化功労者表彰)を受けました。表彰式は、平成二十三年十一月十七日に文部科学省にて開催。当日、花谷和子と、その付添として花谷清の二名が上京、表彰式に列席しました。

(写真左、中川正春文部科学大臣と花谷和子。写真右、花谷和子。撮影・花谷清)

 文部科学大臣表彰は、都道府県に推薦を依頼し、文化庁において選考・決定されるとの事。平成二十三年度の芸術分野における個人の功労者の総数は四十八名。花谷和子の受賞理由は「永年にわたり、俳人として優れた作品を発表するとともに、現代俳句協会等の要職にあって、地域の芸術文化の発展に貢献している」功績によりと資料に記されています。表彰式は、開会・国歌斉唱・表彰状授与・文部科学大臣挨拶・受賞者代表挨拶・記念撮影の順に行われました。

 挨拶において、中川正春・文部科学大臣は、「ここにご列席の文化功労者の功績を讃え、ご家族や関係者にお慶びを申し上げる。経済力だけでなく人生を生きる大きな力となる自国の文化力において、我が国の地域文化の振興は益々重要であり、さまざまな文化活動の活発化は喜ばしいかぎり。我が国の文化の一翼を担って若い人たちの育成に一層尽力いただきたい。おめでとうございました」という主旨のお話をされた。

 続いて、受賞者代表挨拶の後、記念写真撮影が二班に分れ行われ、表彰式は滞りなく終了。賞状と記念品をいただき文部科学省を後にしました。

 最後に、今回の表彰にあたり、ご尽力いただいた大阪俳人クラブ鈴鹿均事務局長、大阪府府民文化部の金嵜様はじめ、母・和子が長い年月にご交誼をいただいてきた故人を含む、俳壇内外のすべての諸兄姉・諸先生に、そして藍俳句会の会員諸氏に深く感謝を申し上げます。

(花谷 清・記)