関西現代俳句協会

半夜

創刊1912年、大野翆峰によって堺在住の文人・俳人が集まって創設。今年で92年の歴史を有している。少し変わった名「半夜」「談論風発、詩興至れば半夜に及ぶ」の詩句より名付けられたという。

翆峰主宰は渡辺水巴門。創刊時の詩友には河合酔名など俳人以外の文人も多く、歴史上も常に古くて新しい町「堺」の文化団体として活躍してきた。昭和44年翆峰没後、岸本如草が主宰となり、座の文学としての俳句、句会中心主義を掲げて、堺・大阪を中心に十三支部を創設、昭和51年関西俳詩連盟加入など結社活動が拡大した。

昭和57年、岸本師逝去、代表制による運営維持の後、 昭和59年より藤本草四郎(主宰)、谷下一玄(副主宰)、によって継承、平成21年5月には、堺市市制120周年記念の堺市特別文化功績団体賞を受ける。平成21年12月藤本草四郎退任につき谷下一玄が平成21年12月より主宰となる。編集長は三浦照子、選者会は天野貞子、角野彰子、外山安龍、永見白兎、橋場千舟、濱井遊季、三浦照子、吉田美弥子の8名の選者の黎明集作家と黎旦集作家とで選者会を構成、年1回の吟行と、俳句展、月10回以上の句会の指導にあたっている。

現主宰は、翆峰師の「自己客観と生命感」、如草師の「俳句の多面性と可能性の追究」という理念の伝統と、両師の愛の遺産を継承し、草四郎先生の、各人がそれぞれ良いと思う方向へ、広くて自由な道へ、ひらめき、かがやき、深まり、広がり、高まりをその個性ある一句に認めてゆきたいと言われたことを継承し、人生修養の道すがら生まれる俳句をめざし、各自の自己確立につめるようにと述べている。

 運営は、毎月の運営委員会によって常任委員の意見を集約して行なう年1回の6月半夜吟行と、10月の俳句展と、半夜賞、半夜新人賞を行事としている。

 主宰・・主要同人の近作

堅城を石垣に見る桜かな      一玄

ぐんぐんと言ふことば好き今年丈 照子

刃物など箱にしまうて蛍の夜    千舟

鰯雲新たな余白つくりをり       貞子

狐雨降りて大白牡丹かな      百合子

能管の一吹き星を飛ばしたる   喜代恵

七五三前歯一本短くて        彰子

日と月を遠くにおきて海鼠かな   昌

雁わたる使ひこなせぬ電子器具  久子

空蝉のふっくらと幹つかみをり   瑠以子

枇杷の花しばらく続く医者通ひ  安龍

文系と理系の集ふ良夜かな    白兎

前ぶれといふものありぬ桐一葉  遊季

人の世の妙に明るき昼寝覚    厚子

木洩れ日の一つが秋の蝶となり 緋沙

花衣ふはりと山の匂ひかな    美弥子

半夜会員募集・詩友募集

会員は 暁星集 月額1000円 3ヶ月以上まとめて納入のこと

 暁光集 月額1500円 〃

 翆滴集 月額1700円 〃

 黎明集 月額2100円 〃

 誌友 月額800円 〃プラス郵送料

入会の申し込み・問い合わせなど

〒590-0963 堺市堺区少林寺町東2-2-11

橋場 千舟

Tel 072-238-1454

Fax 072-222-2470

〒590-0003 堺市堺区高須町3丁1-20

谷下 一玄

Tel 072-232-6426

Fax 072-232-6426