関西現代俳句協会

青玄(せいげん)

会員構成

主幹 : 伊丹三樹彦(現代俳句協会顧問)
編集長 : 伊丹公子

会誌について

1949年10月創刊・A5判・約110頁 月刊
日野草城が創刊。1956年 草城永眠後、伊丹三樹彦が継承。

2006年1月号にて終刊

結社の概要

青玄の四主張

青玄の主張として、

  • 定型を活かす
  • 季語を超える
  • 現代語を働かす
  • 分ち書きを施す

の四つがある。また、俳句の指針としての「青玄前記」は「青玄」の扉に毎号載せられ既に439に達する。例えば <俳句は垂直の抒情詩である> <見て感じて更に考えて俳句は作る> 等。更に、多くの句会や俳句探訪もあり、青玄は充実した俳句結社である。

授賞歴

2003年 現代俳句大賞受賞。2004年 神戸新聞文化賞受賞。

活動内容

2004年10月、創刊55周年を迎え、2005年度は、青玄600号記念大会を神戸で行う予定です。通算594号(2004年10月)。年間の優秀賞表彰としては、青玄賞、新人賞、エッセイ賞、人中賞などを設け、秋の大会でこれらを表彰しています。

カルチャーセンター俳句講座の指導

NHK 、朝日、毎日、読売、産経、JTB等。姫路、神戸、大阪、京都、東京、静岡と東西に亘り月間30教室の講座を持っています。NHK全国俳句大会俳句王国、神戸新聞俳壇選者、ラジオ出演など多忙。

出版活動他

個人句集 (仏恋ほか21冊)。写俳集 (隣人ASIANほか12冊)。伊丹三樹彦全文叢(既刊7冊)。編著 (俳句に関する135章ほか100冊)。三樹彦の映像評伝 「伊丹三樹彦 HAIKU OVER The SEA」 一巻。CDROM (隣人三部作) 等。海外俳句の開拓 (取材40ヶ国)。他芸術とのコラボレーション (写俳、音俳、書俳、朗俳)等を推進。

主幹・主要同人の作品紹介

詩を書いて一生綿々 蝸牛 伊丹三樹彦
熊蝉の記憶 重たく丸い鍵 伊丹公子
虫の夜の 介護の五感敏くいる 池田政子
別れゆくものに囲まる 鉦叩 魚川圭子
リラと知りさくらと知って雪積もる 岡崎淳子
動きだした蓑虫 俺の無口な日 蔭山光延
女郎花 男もすなる立話 柏岡恵子
春障子 しずかに事の決まりゆく 窪田久美
ギターの弦すこし緩める 春二番 中ヤスヱ
母へ繋がる細管あまた 青嵐 橋本昭一
あの家にもう人住まぬ 柿花火 原 尚子
鶯のつぎの声まつ 介護膳 平井幸子
天界もちちろ鳴く頃 夕三日月 増田治子
仏の座 いつもどこかで風生まれ 保尾胖子
三月の雨三月の樹に光り 小池万里子
小春日の道ずれほんに聞き上手 佐々木栄子
声出して身をかるくする 冬木立 佐野二三子
一つ落つ一つの音の 白侘助 高橋千鶴子
人はみな泣いて産まれる 蛍草 西尾千佳子
冬深しひと日人より遠ざかる 政野すず子
齢見せぬ背骨いっぽん 冬に入る 西岡寿美子
老眼のかなた よちよち春が来る 守田耶子夫
さくらさくら 抱けば激しく泣く幹も 室生幸太郎
走り根は大地の鎖骨 雪催い 桑田和子